2007年3月25日(日)   大阪府立高専
ジャックナイフ 19 - 5 ノースサイド
0 - 17
19 前半 後半 - 前半 後半 22
3 0 T 1 3
2 0 G 0 1
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0

(前半) (後半)
1 峯芝 訓史 1 峯芝 訓史
2 高田 淳 2 高田 淳
3 三宅 正義 3 三宅 正義
4 矢花 康英
4 矢花 康英
5 八濱 大樹 5 八濱 大樹
6 佐々木 元
6 佐々木 元
7 ダニエル
7 ダニエル
8 宮島 徹雄 8 宮島 徹雄
9 山代 正二 9 山代 正二
10 阪本 欣也 10 阪本 欣也
11 波賀 宏治
11 波賀 宏治
12 葛和 隆 12 葛和 隆
13 大平 祐司 13 大平 祐司
14 康永 裕三 14 康永 裕三
15 杉村 憲一
15 杉村 憲一

JK大健闘むなしく、後半に逆転されて初優勝逃す!
2006年度シーズンの総決算。第23回大阪府クラブ大会決勝。

創部15年目で初の決勝進出のジャックナイフと大阪の古豪ノースサイドクラブの決戦は、前日からの雨でぬかるんだグランドコンディションの中で行われた。

準決勝から1ヶ月間、プロコーチを招いて練習をしたりチームの仕上がりは順調。初の決勝戦に向けて気合も十分。この試合に勝って何としてもJK初タイトルを獲得したいものである。

いつもは1時間の遅刻は当たり前で、毎年遅刻王のタイトルを獲得しているSH山代も、この日ばかりは5分の遅刻と、いつもよりかなり早い到着となった。そういえば、いつも試合の応援に来てくれている、三宅部長の甥っ子が山代にそっくりという噂があったので確認してみた→写真はこちら
試合前に円陣を組んで気合十分 随所でラインの裏に抜け出た阪本主将

試合は前半からJKのフォワードが絶好調で面白いように密集から球が出た。決勝戦までは強力FWとの対戦が続いたが、練習の成果もあってFWは大きく成長したように思う。JKはいつも相手のペースに合わせてしまうので、とにかく前半からとばしていこうという作戦で連続攻撃を仕掛けたが、前半15分に準決勝でもトライを決めたバツイチクラブ新会員の快速男FL佐々木が先制トライ。ゴールは外れて5−0。
試合翌日にNZに帰国するダニエル
今日が日本でのラストゲーム
前半はFWが絶好調で
ゲームは完全にJKの流れだった

22分にはこれまた準決勝で大活躍したCTB葛和がゴール前のラックから出た球をうまく運びトライ。試合前日に近所の公園でゴールキックの練習をしたFB杉村のゴールも決まり12−0とリードを広げる。

しかし、リードを広げて油断したのか直後の25分にトライを許し、12−5と迫られる。

30分には攻撃の要でチームの精神的支柱である阪本主将がヒザを負傷して一時退場。1人少ない状況でピンチに追いやられたが、前半終了間際にCTB葛和が相手のパスをインターセプトして50M独走。ど真ん中に鮮やかなダイビングトライを決めた。ゴールも決まった時点で19-5と大きくリードして前半終了。
チームを引っ張るベテランコンビ
LO矢花(左)とPR三宅(右)
連続でMVPを獲得した葛和のトライ
今日も2トライと大活躍

密集からパスアウトする
遅刻王SH山代
結婚を控えて大活躍の八濱

ハーフタイムもメンバーの意識は高く、誰もが優勝の手応えを感じていた。後半に入り、一気に突き放したいところだったが逆に先制トライを奪われ19−10のとされる。

ここにきて前半とばしすぎて、スタミナを消耗した感のあるFWの足が止まりだし、11分には再びトライを許してしまい、19−15と1トライで逆転される得点差までジリジリと詰め寄られる。
先制トライを決めた
FL佐々木の突進
FB杉村のカウンターアタック

グランドがぬかるんでたので
スタミナの消耗が激しいゲームだった
ノーサイドのホイッスルが鳴り
肩を落とすフィフティーン

初優勝のプレッシャーなのか、後半に入って完全に相手ペースで試合を運ばれてしまい、後半20分にはついに19−22と逆転を許してしまう。

1トライで逆転できる圏内なのでJKメンバーは最後まで諦めずに体を張ってプレーしたが、そのまま得点は動かず無念のノーサイド。全力を出し切ってよく闘ったが、ホイッスルが鳴ると同時にグランドに倒れこむメンバーもいた。
表彰式 準優勝の賞状を受け取る阪本主将

決勝戦にふさわしい手に汗握る熱戦だったが、リードしていただけに非常に悔やまれる敗戦である。

この試合を最後に、翌日には母国ニュージーランドに帰国するダニエルの為にも優勝して送り出したかったのだが、1年間在籍してチームの為に大きく貢献した功労者は試合後、勝敗に関係なくチームメイトの手で宙を舞った。


残念ではあるが、準優勝も立派である。みんな自信をもって胸を張ろうではないか。つい2、3年前まではとても決勝戦に進出できるチーム状態ではなかったが、阪本主将を中心にチームがまとまり、よくここまでこれたと思う。この仲間達と一緒にラグビーが出来て本当に感謝の気持ちで一杯である。

そして、まだこれで終わった訳ではない。優勝、準優勝チームは4月22日に行われる、上位リーグ戦への昇格を賭けた入替戦に出場できる。

今回の敗戦は今後更にチームが成長していく為に、必要な経験だったのかもしれない。この経験と悔しさを忘れずに、近い将来には関西を代表するような常勝集団を作っていきたいものである。

さぁ、みんな元気を出していこう!可能性は我々を決して見捨てない。我々が可能性を見捨てるだけなんです。だから夢を諦めずに前を向いていこうではないか。


Written by S.S
 



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