2007年2月25日(日)   大阪府立高専
ジャックナイフ 12 - 5 Naniwa Over
15 - 12
27 前半 後半 - 前半 後半 17
2 3 T 1 2
1 0 G 0 1
0 0 PG 0 0
0 0 DG 0 0

(前半) (後半)
1 峯芝 訓史 1 峯芝 訓史
2 高田 淳 2 高田 淳
3 三宅 正義 3 三宅 正義
4 矢花 康英
4 矢花 康英
5 八濱 大樹 5 八濱 大樹
6 佐々木 元
6 佐々木 元
7 ダニエル
7 ダニエル
8 宮島 徹雄 8 宮島 徹雄
9 山代 正二 9 山代 正二
10 阪本 欣也 10 阪本 欣也
11 康永 裕三
11 康永 裕三→中野秀明
12 葛和 隆 12 葛和 隆
13 大平 祐司 13 大平 祐司
14 関谷 桂司 14 関谷 桂司→小山智也
15 杉村 憲一
15 杉村 憲一→中川昌平

ファイナルゲームへカウントダウン!!JK初の決勝進出!!
2006年度大阪府クラブ大会もいよいよ準決勝。決勝進出のかかった試合という事で、メンバーの気合は十分。普段は遅刻の常習犯である、SH山代(彼女募集中)も、この日ばかりは時間通りに現地に到着した。

昨年に屈辱のリーグ降格を経験したが、その悔しさをバネにしてこの1年間は「大阪府クラブ大会優勝」「リーグ戦昇格」を目標にチームを作ってきた。今日の試合に勝って何としても1つ目の目標に王手をかけたいところである。
試合前に入念にサインのチェック CTB大平の突進

対戦相手のNaniwa Overは過去に大学や社会人でならした選手が多く、重量FWが武器のチーム。決して重量ではないJKにとってはFW戦で苦戦が予想されるが、BKにボールを散らして走り勝ちたい。

予想通り相手は徹底的にスクラム戦に持ち込んできたが、何とか耐えて前半22分に今日はLOで先発の八濱が先制トライ。先日、HPの掲示板で衝撃の電撃結婚発表をした八濱であるが、今日は婚約者とお父様が観戦に来てくれており、先制トライで「八濱株」が急騰したのではないだろうか。
LO八濱の先制トライ 5分後にトライを返され同点に

5-0と先制したが、5分後に5点を返され同点に。しかし、CTB葛和がすぐにトライを返し、ゴールも決まって12−5と再びリードを広げる。途中、唇を深く切り出血した葛和だが、今日は2トライの大活躍でMVPを獲得した。試合後、簿記の試験に行く予定だったが、試合に熱くなり間に合わなくなってしまった。次回の試験は5月らしい。ラグビーに全てを賭ける男、葛和隆の更なる活躍に期待したい。

そういえば今日もメディカルで大活躍の飯塚だが、試合前「今日はメディカルでMVPを狙いますよ!」と意気込んでいた。茨城県の鹿嶋市から2年前に大阪へとやってきた飯塚だが、4月には大阪を離れて実家に帰るらしい。飯塚の「彼女探しの旅」もいよいよ最終章に突入だが、いまだに成果は出ていないようだ。頑張れティッシュ王子、飯塚大輔!
出血しながら出場したCTB葛和 MVP葛和のトライ
今日は2トライと大活躍

2人がかりのタックル! 自由自在にラインを操る阪本主将

後半に入り、一気に突き放したいところだったが逆に先制トライを奪われ12−12の同点。試合の雲行きが怪しくなったときに頼れる男が抜け出した。佐々木元(34歳)。昨年、晴れて?「JKバツイチクラブ」の会員となった彼は、過去の思い出を忘れ去るかのごとく、猛スピードでライン際を80メートル独走してトライ。独走中は過去の思い出が走馬灯のように脳裏を駆け巡ったが、このトライで全てが吹っ切れたのである(かどうかは不明)。しかし、このトライで試合の流れは大きくJKに傾いた。

直後にはトライランキング1位のFB杉村がこれまた独走トライ。このトライで足がつり、退場してしまったが彼の活躍には拍手を送りたい。
FL佐々木の独走トライ
このトライが試合の流れを変えた
こちらも独走トライのFB杉村

相手は終始スクラムにこだわった 決勝戦翌日にNZへ帰国するダニエル
「ユウショウシタイデス」

終盤に1トライを返されるが、CTB葛和がダメ押しの1トライを追加して突き放す事に成功。最後に先制トライした八濱が抜けて完全に2対1の状況になり、パスすればトライの見せ場を作ったが、欲張って?自分で持ち込んでしまった為タックルの餌食になってしまった。婚約者とお父様にいいところを見せたかったところだが「八濱株」は大暴落してしまったのである。
相手のFW攻撃にも耐え抜いた 決勝進出を決めて喜ぶフィフティーン

徹底的なFW攻撃に苦しんだが、何とか耐え抜いて歓喜のノーサイド。本当にFWの頑張りには感謝したい。

昨年の屈辱から1年。ついに優勝まであと1勝となった。

この1年、メンバーは大きな目標に向かって練習に励んできたが、実現まであと少しである。特に今年に入ってからは、チームが大きく盛り上がってきたが、サポートメンバーも含めて何とかこのメンバーで最後に笑おうではないか。

さぁ、あと1つ!2006年度シーズンもいよいよクライマックス。

Written by S.S
 



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